日本人ギタリスト笹久保伸による昨年のCDアルバム『秩父』が東京の[Mule Musiq]傘下で展開される[Studio Mule]からライセンスされてワールドワイド・リリースされました。Sam Gendel以外はブラジルのアーティストとコラボレーションしており、それこそ伝統的なミナス・サウンド(あるいはアルゼンチンのCarlos Aguirreあたり)に通じる繊細さ・透明感・瑞々しさ・幽玄さ等が息づいていて、豊かで深みのある素晴らしい一枚に仕上がっています。おすすめ盤!※以下、メーカーインフォメーションの転載となります。
『秩父は笹久保伸の故郷であり、この10年間秩父の音楽家としてのアイデンティティをテーマに、音楽、現代美術、映画、写真、民俗研究などの領域で作品を発表してきました。 秩父に育ちクラシックギタリストとして音楽キャリアをスタートさせ、ペルー・アンデスを経てリリースしてきた過去29枚のアルバムは、笹久保伸の変貌ぶりを示していますが、今回はそれまでとはまた別の地平線を提示しています。
笹久保伸は、音楽と並行して秩父研究をする中で、縄文期から現代に至るまでに秩父という場所が各時代において様々な民族や信仰文化の融合、そしてそれらの上書きによって形成され、今もその過程にあることを知り、自身のアイデンティティへの問いや認識も常にアップロードされ続けていると言っています。
2020年、ウィズコロナの時代になり活動が制限される中で、笹久保は様々な音楽家たちと交流するようになりました。今回収録されたすべての曲は笹久保伸のオリジナル楽曲ですが、Sam Gendel(サム・ゲンデル)、Monica Salmaso(モニカ・サルマーゾ)、Antonio Loureiro(アントニオ・ロウレイロ)、Joana Queiroz(ジョアナ・ケイロス)、Frederico Heliodoro(フレデリコ・エリオドロ)、marucoporoporo(マルコポロポロ)といった現代最高峰の音楽家たちを、曲毎にフューチャリングしています。
笹久保伸の音楽からは、秩父の山・谷・川・空・風・空気・光・影などから発せられる世界が聴こえてきます。』
Artist: Shin Sasakubo
Title: Chichibu
Label: Studio Mule
Format: LP
A1: Cielo People feat. Sam Gendel
A2: Arorkisne, Una cancion De Febrero feat. Joana Queiroz
A3: Luz Ambar feat. Monica Salmaso
B1: Rioella feat. Antonio Loureiro
B2: Lilium feat. Marucoporoporo
B3: Chichibu feat. Frederico Heliodoro
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入荷日: 2022年05月17日
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再入荷日:2022年08月26日
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