当店ロングセラーとなった"Wild Life"や"Strobe Queen"など、近年再びハウスへと回帰しているRadio Slaveがまたしても見逃せない一枚をリリース。今回は、The Specialsやそこから派生したFun Boy Three等で活躍し、2022年に他界したUK音楽シーンの偉人Terry Hallへのトリビュートとして、Fun Boy Threeの1981年作"The Lunatics (Have Taken Over The Asylum)"（これのB面に収録の"Faith, Hope And Charity"も最高ですね)をハウス化。当時の社会政治的不安と恐怖を反映した「狂人が精神病院を占拠した」というこの歌は昨今の世相にも通じるものがあり、今こそカヴァーすべきと思ったとのこと。直線的なビート上で呪術的なヴォーカル・チャントやサイレン音をリフレインさせながらシンプルにグイグイ突き進んでいくA面はもちろんのこと、コシのあるニューウェイヴ風なベース・ラインにホーンやピアノなどの演奏を配しながらスカやダブ色をより色濃く打ち出していったB面のDubが期待値を軽々と超える仕上がり具合で特に最高です。ちょっと"How Much Are They?"(これも同じ'81年)あたりに通じるような要素もありますでしょうか。何はともあれ、両面とも熱い内容で大推薦です！(Morihiro)
Artist: Radio Slave
Title: The Lunatics (A Tribute To Terry Hall)
Label: Rekids
Format: 12"
A1: The Lunatics (The Lunatics Club Mix) 
B1: The Lunatics (A Clinic Full Of Cynics Dub)
A1:
B1:
入荷日: 2024年03月26日
20240325N
再入荷日：2024年04月23日
20240422R
