'90年代後半から'00年代前半にかけてデトロイト、シカゴ、ニューヨーク方面のハウス・プロデューサーが多数リリースし、[Guidance]や[Moods & Grooves]あたりと並ぶ存在感を放ってきた[Track Mode]。そのレーベルを主宰していたBrett Dancerが新レーベルを始動したとのことで、ご本人から直接仕入れることができました。その記念すべき第1弾を飾るのは、かつてGlenn UndergroundやBoo Williams擁するStrictly Jaz Unitの一員としても名を列ね、近年は自身の[Sophisticado Recordings]を中心に良質な作品を連発し続けているシカゴの古参、Vick Lavender。まずA面の"Are You Going My Way"では、Pat Methenyによる数ある名曲の一つとしてガラージ/ロフト方面でとりわけ愛されてきたあの"Are You Going With Me?"をハウスへとアレンジしたもの。かつてKerri Chandlerがカヴァーしていたこともあったその曲のメロディーや哀愁感を自身で演奏し直しながら10分超えのディープ・ハウスに仕立てています。また、B面の"Prometheus"では生演奏を用いた温かく有機的なフュージョン・ハウスを披露していて、そちらも彼の持ち味が遺憾なく発揮された間違いない仕上がりとなっています。レーベルの今後にも期待が高まりますね。大推薦盤!(Morihiro)
Artist: Vick Lavender
Title: Vick Lavender Project
Label: Ethnic Blend Music
Format: 12"
A1: Are U Going My Way
B1: Prometheus
A1:
B1:
入荷日: 2023年07月25日
20230724N