“ドリーム・ハウス”とは傾向の違うイタロ・ハウスの歴史に埋もれたカルト音源の復刻を続ける[VIL Records]の5番。前作4番のJoe MontanaとBelliniのダブルネームによる”Volvo”のダークでマジカルなミニマル・プログレッシヴな世界観が素晴らしかったのですが、今回はそれをプロデュースしていたCristiano Sternのエイリアス、Lex Acidaによる94年度作品の復刻。トランスのテクスチャーなキックの無骨なパターン、シンプルなフレーズの反復で14分に及ぶ恍惚没入チューンはVillalobosのマラソンセットのようなハードコアな現場にしっくりハマりそう。タイトな尺でファンキーに跳ねるビートの”Oriental Version”はより使いやすそうです。原盤は未だ天井知らずに高騰中ですので、コチラを是非。(Dr. Nishimura)
Artist: Lex Acida
Title: Genesi
Label: VIL Records
Format: 12"
A1: Genesi
B1: Genesi (Oriental version)
A1:
B1:
入荷日:2024年02月15日
20240212N