2019年に初アナログ化されて大きな話題を呼んだ一枚がリプレスされたようで入手に成功。当時入手できていなかった方はこの機会にぜひ!帯無しの仕様となります。※以下、当時のメーカーインフォメーションの転載となります。
『イタリアのニューエイジ・アンビエントの先駆者であるイル・グアディアノ・デル・ファロによる1978年作アルバム『オアシス』、そして日本人ギタリスト、鳥山雄司の80年代前半のインスト楽曲をコンパイルした作品に続いて、東ロンドン発の再発盤レーベル、タイム・カプセルの第3弾となる本作は、レーベルのコーディネーターも務める東京在住の日高健介によるキュレーション。
大御所ビル・ラズウェルが2001年にプロデュースしたエチオピア人シンガー、ジジのアルバムを2003年にラズウェル自ら再構築したダブ・アルバムである本作『イルミネイテッド・オーディオ』は、アナログ用の再マスタリングを経て、今回初のアナログ2枚組での発売になる。
1974年、エチオピア北西部のチャグニに産まれたGigi(ジジ)ことエジガイェフ・シババウは厳格な父親の考える伝統的な女性像とは掛け離れたシンガーとしての道を歩む事になる。彼女はプライベート同様、エチオピアの教会音楽、ファンク、ヒップホップ、西や南アフリカの音楽等様々な影響を自由に取り入れていた。ケニアの首都ナイロビで活動を始め、エチオピアの首都アディスアベバへ移住。そこで彼女は急激にその都市を代表するシンガーとして地位を築き、1998年にサンフランシスコへ移住。そこでベーシストでプロデューサーのビル・ラズウェルとクリエイティヴなパートナーシップを結ぶ事になる。同じ頃、アイランド・レコードを離れたクリス・ブラックウェルは映画会社と音楽レーベルを兼ねたパーム・ピクチャーズを始動。ジジに興味を持ったブラックウェルはラズウェルと共にファラオ・サンダース、ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター等と言ったオールスターキャストのミュージシャンを招集、彼女のセルフタイトルアルバムが2001年にアメリカデビューを飾る事になった。
本作のライナー・ノーツで米ジャーナリストのタイラン・グリロ氏が述べている通り、このアルバムは音楽的な側面だけでなく、このアルバム自体がエチオピア人移民コミュニティの声を反映しているという意味においても国際的に高く評価された。アルバム『ジジ』は彼女の母国の現状を多くの人に知らしめる陽の光の様だったとグリロ氏はライナー・ノーツで語る。』
Artist: Gigi
Title: Illuminated Audio
Label: Time Capsule
Format: 2LP
A1: Abay (8:40)
A2: Tew Ante Sew (6:33)
B1: Mengedegna (5:42)
B2: Kahn (6:56)
C1: Sew Argen (9:06)
C2: Nafeken (8:36)
D1: Abet Wubet (6:51)
D2: Guramayle (5:04)
D3: Gud Fella (7:18)
D4: Guramayle (Slight Return) (0:51)
A1:
A2:
B1:
B2:
C1:
C2:
D1:
D2:
D3:
D4:
入荷日: 2022年05月24日
20220523N
再入荷日:2024年10月04日
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